引越し時の印鑑登録(住所変更)
引越しに伴う印鑑登録の扱いは、引越し先が「同じ市区町村内か」「別の市区町村か」で大きく変わります。同一市区町村内なら手続きは不要、別の市区町村へ転出すると印鑑登録は自動的に廃止され、印鑑証明書も無効になります。不動産契約や車の購入を控えている方は、新住所での再登録を早めに済ませておくと安心です。
ケース別の取り扱い
同一市区町村内の引越し(転居)
| 印鑑登録の手続き | 不要。転居届を出せば住所が自動更新され、登録は有効のまま引き継がれます |
|---|---|
| 印鑑登録証(カード) | 引き続き同じカードを使えます |
| 印鑑証明書 | 新住所で問題なく取得できます |
政令指定都市では、市内の別の区へ引越した場合も「同一市内」として扱われ、印鑑登録の手続きは不要とする自治体が一般的です(横浜市・名古屋市など)。
別の市区町村への引越し(転出・転入)
| 転出時 | 旧住所の印鑑登録は自動的に廃止(抹消)されます。旧住所で廃止申請をする必要は原則ありません |
|---|---|
| 印鑑登録証・印鑑証明書 | 旧住所のカードは無効。転出前に取得した印鑑証明書も使えなくなります |
| 転入後 | 印鑑証明書が必要な方は、新住所の市区町村役所で改めて印鑑登録をします |
新住所での再登録に必要なもの
| 登録する印鑑 | 実印にしたいハンコ。サイズ・材質に規定があり、ゴム印や変形しやすい印鑑は登録できない場合があります |
|---|---|
| 本人確認書類 | 官公署発行の顔写真付き書類(マイナンバーカード・運転免許証・パスポートなど)。あれば即日登録できます |
| 申請者 | 本人申請が原則。代理人申請は委任状が必要で、照会書方式となり日数がかかります |
| 手数料 | 登録手数料は無料〜数百円(自治体による)。印鑑証明書は1通200〜300円程度 |
再登録の手順とタイミング
- 新住所の市区町村役所で転入届を提出し、住民票を移す
- 実印にしたい印鑑と顔写真付きの本人確認書類を用意する
- 市民課・区民課の窓口で印鑑登録申請書を記入し提出する
- 印鑑登録証(カード・手帳)を受け取る
- 必要に応じて印鑑登録証明書を取得する(窓口またはコンビニ交付)
印鑑登録を済ませた後は、マイナンバーカードを使ってコンビニのマルチコピー機から印鑑登録証明書を取得できます。窓口より数十円安く、平日夜間や土日も発行できる自治体が多いため、引越し後の忙しい時期に役立ちます。利用には、マイナンバーカードに利用者証明用電子証明書が設定されている必要があります。
住所変更時のよくあるトラブルと対策
| トラブル | 対策 |
|---|---|
| 転出後、契約直前に印鑑証明書が無効と判明 | 転出で旧登録は廃止されるため、転入届と同時に印鑑登録を済ませておく。提出先には新住所での証明書が必要か事前に確認する |
| 顔写真付きの本人確認書類がなく即日登録できない | 照会書(回答書)方式になり後日もう一度来庁が必要。マイナンバーカードや運転免許証を持参すれば当日完了する |
| 登録したい印鑑が規定に合わず登録を断られた | ゴム印・大量生産品・縁が欠けた印鑑は不可の場合がある。サイズ(8〜25mm四方程度)に収まる印鑑を用意する |
| 家族の分もまとめて登録したい | 印鑑登録は本人ごとに必要。代理人申請は委任状と照会書方式になるため、可能なら本人が来庁する |
| 旧住所のカードを返し忘れた | 別市区町村へ転出すると旧カードは自動的に失効するため実害はないが、悪用防止のため破棄する |
引越し時の電気・ガス・水道 開通受付
引越し先の電気・ガス・水道の開通手続きをまとめてご相談いただけます。担当者より折り返しお電話にてご連絡いたします。
本フォームの対象範囲は、新居の電気・ガス・水道・インターネット等のライフライン開通取次のみです。旧居の停止・解約手続きは現在ご契約中の各事業者へ直接ご連絡ください。補助金の申請代行・申請相談は承っておりません。
- 1 ご相談内容
- 2 引越し情報
- 3 ご連絡先
よくある質問
引越ししたら印鑑登録はどうなる?
引越し先によって扱いが変わります。同じ市区町村内(同一市内・区内)の引越しなら印鑑登録はそのまま有効で、住所は職権で更新されるため手続きは不要です。別の市区町村へ転出した場合は、転出によって旧住所の印鑑登録が自動的に廃止(抹消)されます。印鑑証明書が必要な方は、転入後に新住所の市区町村役所で改めて印鑑登録をしてください。
同じ市区町村内の引越しでも印鑑登録の住所変更は必要?
不要です。同一市区町村内(政令市は同一市内の別区を含む)の引越しでは、転居届を出せば住民票の住所が更新され、印鑑登録も自動的に新住所へ引き継がれます。お手元の印鑑登録証(カード・手帳)もそのまま使えます。横浜市・名古屋市など多くの自治体が公式に「市内・区内の異動では印鑑登録の変更手続きは不要」と案内しています。
転出すると印鑑証明書は使えなくなる?
別の市区町村へ転出すると、旧住所の印鑑登録は廃止されるため、転出前に取得した印鑑登録証明書(印鑑証明書)は無効になります。転出前に発行した証明書を契約に使う予定がある場合は、提出先に有効性を確認してください。新住所で再登録すれば、新たに印鑑証明書を取得できます。
印鑑登録の再登録に必要なものは?
登録する印鑑(実印にしたいハンコ)と、官公署発行の顔写真付き本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証・パスポートなど)を持って、新住所の市区町村役所の窓口で申請します。本人申請が原則です。印鑑には自治体ごとにサイズや材質の規定があるため、量産された安価なゴム印などは登録できない場合があります。
印鑑登録は即日でできる?
顔写真付きの本人確認書類があれば、多くの自治体で申請当日に登録が完了します。顔写真付きの書類がない場合は、自治体が本人宛に郵送する照会書(回答書)を持って後日もう一度来庁する方式になり、登録完了まで数日かかります。引越し後すぐに印鑑証明書が必要な方は、写真付きの本人確認書類を持参してください。
旧住所で印鑑登録の廃止手続きをしてから引越す必要はある?
原則として不要です。別の市区町村へ転出すると印鑑登録は自動的に廃止されるため、わざわざ旧住所で廃止申請をしなくても問題ありません。ただし、登録した印鑑を紛失した・盗難に遭った場合や、第三者の悪用が心配な場合は、転出を待たずに旧住所の役所で廃止申請をしておくと安心です。
印鑑登録証(カード)は新住所でも使える?
別の市区町村へ転出した場合は使えません。旧住所で交付された印鑑登録証は、その自治体でのみ有効なため、転出後は返却または破棄し、新住所で改めて登録・カード発行を受けます。同一市区町村内の引越しの場合は、引き続き同じカードを使えます。
印鑑証明書の手数料はいくら?
1通あたり200〜300円程度が一般的で、自治体によって異なります。マイナンバーカードを持っていれば、コンビニのマルチコピー機で印鑑登録証明書を取得でき、窓口より数十円安くなる自治体もあります。コンビニ交付を使うには、事前に窓口で印鑑登録を済ませ、マイナンバーカードに利用者証明用電子証明書が設定されている必要があります。
すぐに印鑑証明書が必要な場合はどうすればいい?
不動産の売買・自動車の購入・各種ローン・相続など印鑑証明書を求められる予定がある方は、転入届と同時に印鑑登録も済ませておくとスムーズです。転入届の提出と印鑑登録は同じ市民課・区民課の窓口で続けて手続きできます。顔写真付きの本人確認書類を持参すれば即日で印鑑証明書まで取得できます。
本ガイドの根拠と最終確認
印鑑登録は各市区町村の条例に基づく事務のため、細部の運用は自治体により異なります。本ガイドは以下の自治体公式情報を基に編集しています。各URLは記載の日付時点で生存確認済です。申請前に、お住まいの市区町村の公式サイトで最新の必要書類・手数料をご確認ください。
- 横浜市「戸籍・住民票・印鑑登録の届出」(2026-06-13確認)— 印鑑登録・廃止の手続き案内
- 横浜市FAQ「区内又は市内他区への引越しのとき、印鑑登録の住所変更の手続きをする必要はありますか」(2026-06-13確認)— 同一市内の引越しは手続き不要
- 大阪市「印鑑登録の廃止の申請」(2026-06-13確認)— 転出時の廃止の取り扱い
- 神戸市FAQ「住所が変わったのですが、印鑑登録はどうなりますか?」(2026-06-13確認)— 転出による自動廃止と再登録
- 名古屋市「引っ越した場合の印鑑登録手帳または印鑑登録証」(2026-06-13確認)— 市外転入時の再登録・市内異動時の継続利用