引越し手続きの全手順
引越しの手続きは役所届出・ライフライン・住所変更など多岐にわたり、手続き先も自治体・電力会社・ガス会社・水道局・郵便局とばらばらです。このページでは、引越し前後の全手続きを「手続き別」と「時系列」の両方で整理しています。
1ヶ月前〜引越し後の手続きを順番に確認できるチェックリストを用意しています。
役所の届出(転出届・転入届)
別の市区町村への引越しでは、旧居の役所に転出届を提出し、引越し後に新居の役所に転入届を提出します。転出届は引越し14日前から届出可能で、マイナポータルからオンライン提出もできます。転入届は引越し後14日以内が届出期限です。
| 届出 | 届出先 | 届出期間 | オンライン |
|---|---|---|---|
| 転出届 | 旧居の市区町村 | 引越し14日前〜当日 | 可(マイナポータル) |
| 転入届 | 新居の市区町村 | 引越し後14日以内 | 不可(窓口のみ) |
| 転居届 | 現在の市区町村 | 引越し後14日以内 | 不可(窓口のみ) |
転入届と同時に行う手続き
転入届の提出時に、以下の手続きをまとめて済ませると窓口への再訪問が不要になります。
- マイナンバーカードの住所変更(90日以内に行わないと失効)
- 国民健康保険の加入手続き(社会保険でない方)
- 国民年金の住所変更届
- 印鑑登録(必要な方は新規登録)
- 児童手当の認定請求(15日以内)
- 子ども医療費助成の申請
電気の引越し手続き
電気は引越し元の使用停止と引越し先の使用開始を、それぞれ電力会社に連絡します。同じ電力会社であれば1回の連絡で済みます。立ち合いは不要で、引越し当日にブレーカーを上げるだけで使えます。
| 連絡先 | 現在契約中の電力会社(Web/電話) |
|---|---|
| 申込期限 | 引越しの1〜2週間前まで(繁忙期は早めに) |
| 立ち合い | 不要(スマートメーター設置済みの場合は遠隔で開通) |
電気の引越し手続き詳細ガイドで、電力会社別の連絡先や手続きの流れを解説しています。お住まいの地域の電力会社は電力会社別ページから確認できます。
ガスの引越し手続き
ガスは引越し元の閉栓と引越し先の開栓をガス会社に連絡します。開栓時はガス漏れ検査と点火確認のため立ち合いが必須です(15〜40分程度)。3〜4月の繁忙期は予約が取りにくいため、早めに連絡してください。
| 連絡先 | ガス会社(Web/電話) |
|---|---|
| 申込期限 | 引越しの1〜2週間前まで(繁忙期は2〜3週間前推奨) |
| 立ち合い | 開栓時は必須(閉栓は原則不要) |
ガスの引越し手続き詳細ガイドで、都市ガス・プロパンガスの違いや手続きの注意点を解説しています。
水道の引越し手続き
水道は市区町村ごとに連絡先が異なります。引越し元の使用停止と引越し先の使用開始をそれぞれ水道局に連絡します。立ち合いは原則不要で、蛇口をひねるだけで使えます。
| 連絡先 | 市区町村の水道局(Web/電話) |
|---|---|
| 申込期限 | 引越しの3〜5日前まで |
| 立ち合い | 不要 |
水道の引越し手続き詳細ガイドで、水道局への連絡方法と注意点を解説しています。お住まいの地域の水道局はエリア別ページから確認できます。
インターネットの引越し手続き
光回線は移転・解約新規・一時的なモバイルWi-Fi利用の3パターンがあります。工事に2週間〜2ヶ月かかることがあるため、引越しが決まったら早めに手続きしてください。
| 連絡先 | 回線事業者・プロバイダ |
|---|---|
| 申込期限 | 引越しの1ヶ月前(工事予約のため) |
| 工事 | 多くの場合必要(2週間〜2ヶ月待ち) |
インターネットの引越し手続き詳細ガイドで、移転と解約新規の比較や注意点を解説しています。
郵便物の転送届
郵便局またはe転居(オンライン)で転送届を提出すると、旧住所宛の郵便物が新住所に1年間無料で転送されます。届出から転送開始まで3〜7営業日かかるため、引越しの1週間前には届出を済ませてください。
その他の住所変更
引越し後、以下の住所変更も忘れずに行ってください。
| 手続き | 届出先 | 期限・備考 |
|---|---|---|
| 運転免許証 | 警察署・運転免許センター | 住民票の写しが必要 |
| 自動車・バイク | 管轄の運輸支局 | 車庫証明が必要 |
| 銀行口座 | 各金融機関(Webまたは窓口) | -- |
| クレジットカード | 各カード会社(Webまたは電話) | -- |
| 各種保険 | 保険会社(生命保険・自動車保険・火災保険) | -- |
| NHK | NHK公式サイトまたは0570-077-077 | -- |
エリア別の手続き窓口
お住まいの地域を選ぶと、電気・ガス・水道・インターネット・役所それぞれの窓口情報を確認できます。
他の都道府県は順次追加予定です。都道府県一覧はこちら
よくある質問
引越しの手続きはいつから始めればよい?
引越し日の1ヶ月前から準備を始めるのが理想です。賃貸の解約通知、引越し業者の予約、インターネット回線の移転は1ヶ月前に、転出届・ライフラインの手配は2週間前に、転入届は引越し後14日以内に届け出てください。
引越し手続きは全部で何種類ある?
一般的な単身引越しで10〜15種類、ファミリーで15〜20種類です。必須の手続きは転出届・転入届・電気・ガス・水道・郵便転送の6つ。それに加えて、マイナンバーカード、国民健康保険、運転免許証、銀行口座などの住所変更が必要です。
引越し手続きで一番期限が厳しいのは?
転入届は引越し日から14日以内に届け出る義務があり、届出が遅れると5万円以下の過料の対象になります。児童手当の認定請求は転入日の翌日から15日以内で、遅れると手当が不支給になる月が発生します。
引越し手続きをオンラインで済ませることはできる?
転出届はマイナポータルからオンラインで提出可能です(特例転出)。電気・ガス・水道もWebから手続きできます。ただし、転入届は引越し先の役所窓口で直接手続きが必要で、ガスの開栓は立ち合いが必須です。
単身と家族で手続きの違いはある?
基本的な手続きは共通ですが、家族の場合は児童手当・子ども医療費助成の届出、子どもの転校手続きが追加されます。世帯主の変更が必要な場合は転入届と同時に届け出ます。
- 引越し手続きチェックリスト -- 時系列でやることを整理
- 転出届の出し方 -- 届出期間・必要書類・オンライン手続き
- 転入届の出し方 -- 届出期限・届出が遅れた場合の対処法
- 電気の引越し手続き
- ガスの引越し手続き
- 水道の引越し手続き
- インターネットの引越し手続き
出典
- 総務省「住民基本台帳法」
- デジタル庁「マイナポータル 引越しワンストップサービス」
- 日本郵便「e転居」
- 各電力会社・ガス会社・水道局の公式サイト